箱根神社
箱根神社(九頭龍神社)は、古来、関東地方の山岳信仰の中心地として人々の信仰を集めてきた元箱根にある神社です。
その歴史は1260年以上もあり、皇族の方々も参拝されています。現在では、縁結びのパワースポットとしても有名になりました。
箱根神社ってどんなところ?
箱根神社は、757年(天平宝字元年)に、万巻(まんがん)上人が箱根大神の御神託により、現在の箱根の地に社殿を創建したのが始まりだとされています。かつては、源頼朝、徳川家康など、有名な武将達が戦勝を祈願し、栄えてきました。近代になり東海道が整備されると、交通安全を祈願する庶民信仰も隆盛を迎え、広く親しまれるようになりました。
御本殿までは、90段の階段を上る正参道ルート、ゆるやかで階段のない脇参道ルート、車いすの方向けのエレベーターがある宝物殿ルートがあります。体力や体調に合わせて最適なルートを進みましょう。
境内は御本殿を中心に、九頭龍神社新宮などいくつかの神社が点在しています。特に、九頭龍神社新宮、矢立の杉、安産杉などのスポットが人気です。
箱根神社の御神徳
箱根神社は、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)と木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)、彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)の御三神を、「箱根大神(ハコネノオオカミ)」と総しお祀りしています。
この御三神は、日本神話にも登場する有名な神様達です。開運厄除、心願成就、交通安全、勝運守護などさまざまな御神徳があります。
箱根神社の楽しみ方
箱根神社にはさまざまな楽しみ方があります。ここでは、その楽しみ方を紹介します。
儀式殿・結婚式場
新築された結婚式場は、神殿を始め、殿内の部材には境内で育った杉木が御用材として使われています。
34名様(新郎新婦様含む) 挙式時間 約30分
34名様(新郎新婦様含む) 挙式時間 約30分
参道
御本殿に続く参道の両脇には、樹齢600年を超える老杉がそびえ立ち、静謐な佇まいを見せてくれます。
第四鳥居の近くには、「矢立の杉」と呼ばれる注連縄の巻かれた大杉が目に入ります。かつて征夷大将軍 坂上田村麻呂が東北鎮撫に向かう際、戦勝を祈願して御神前に矢を献じ、祈願が成就したことから、後の世の武将達も参詣の際に表矢を献じるようになったと伝えられています。
第四鳥居の近くには、「矢立の杉」と呼ばれる注連縄の巻かれた大杉が目に入ります。かつて征夷大将軍 坂上田村麻呂が東北鎮撫に向かう際、戦勝を祈願して御神前に矢を献じ、祈願が成就したことから、後の世の武将達も参詣の際に表矢を献じるようになったと伝えられています。
手水舎
箱根神社にある正参道石段前、第四鳥居の横にある手水舎。新道では、神聖な場所に入る前には、水で口と手を濯ぎ清めます。神社の境内には手水舎という施設があり、水と柄杓が設置されています。
九頭龍神社新宮
芦ノ湖の九頭龍伝説にまつわる神社です。その昔、芦ノ湖には9つの頭をもつ毒龍が棲み、人々に損害を与えていたのですが、箱根大神の加護をうけた万巻上人が祈祷を行ったところ、この龍が改心して帰依したために龍神として祀られたと言われている。その由来から、箱根大神を祀る箱根神社とのゆかりも深く、2000年、箱根神社境内にこの九頭龍神社新宮が建立されました。
近年では、縁結びの御利益があるパワースポットとして女性に大人気です。その他にも、金運、商売繁盛、などの御利益もあり人気のスポットとして注目を浴びています。
近年では、縁結びの御利益があるパワースポットとして女性に大人気です。その他にも、金運、商売繁盛、などの御利益もあり人気のスポットとして注目を浴びています。
龍神水
箱根神社内の九頭龍神社新宮の階段を降りると9つの龍のがずらりと並んでいます。この龍の口から流れ落ちる水は、境内から湧き出た御神水です。このお水は「龍神水(りゅうじんすい)」と呼ばれるもので、口に含むと不浄を清め運気が上がると言われています。
安産杉
御本殿に近い場所にある大杉は、安産杉と呼ばれ親しまれています。御祭神である瓊瓊杵尊と木花咲耶姫命の夫婦が結婚されて、彦火火出見尊が健やかに誕生したという神話に由来した幸運の木です。
子孫繁栄、子授け安産に御神徳があるとされ、多くの人が訪れる注目のスポットです。
子孫繁栄、子授け安産に御神徳があるとされ、多くの人が訪れる注目のスポットです。
平和の鳥居
箱根の中でも“インスタ映え”スポットとしても人気の箱根神社の水中鳥居。毎日外国人観光客も含め多くの人が訪れます。
この水中鳥居は、今上陛下の立太子礼と日本の独立した際、講和条約締結を記念して1952年(昭和27年)今から67年前に建てられました。また、この鳥居には「平和」と書かれた額が湖に向かって掲げられており、陸から見えないため中々見ることができないのですが、これは、1964年(昭和39年)、箱根大神(ハコネノオオカミ)御鎮座1200年と東京オリンピック開催を奉祝記念し、「平和」の扁額が掲げられました。
筆で書かれた講和条約の全権特命大使として調印した吉田茂元首相の真筆になるもので、それ以来「平和の鳥居」として親しまれています。
箱根成川美術館から見られる芦ノ湖に浮かぶ平和の鳥居その向こうには富士山の光景は箱根を象徴する景色としても有名です。(鳥居の「平和」の文字は芦ノ湖遊覧船や箱根観光船に乗船すると見ることができます)
この水中鳥居は、今上陛下の立太子礼と日本の独立した際、講和条約締結を記念して1952年(昭和27年)今から67年前に建てられました。また、この鳥居には「平和」と書かれた額が湖に向かって掲げられており、陸から見えないため中々見ることができないのですが、これは、1964年(昭和39年)、箱根大神(ハコネノオオカミ)御鎮座1200年と東京オリンピック開催を奉祝記念し、「平和」の扁額が掲げられました。
筆で書かれた講和条約の全権特命大使として調印した吉田茂元首相の真筆になるもので、それ以来「平和の鳥居」として親しまれています。
箱根成川美術館から見られる芦ノ湖に浮かぶ平和の鳥居その向こうには富士山の光景は箱根を象徴する景色としても有名です。(鳥居の「平和」の文字は芦ノ湖遊覧船や箱根観光船に乗船すると見ることができます)
第一鳥居
元箱根の入口に建つ第一鳥居は、皇太子殿下(今上陛下)の御成婚を奉祝して、平成5年12月に建替えられました。
国道一号線またぐ鳥居の中で日本で一番大きい鳥居です。毎年開催される箱根駅伝ではシンボル的な存在になっています。
国道一号線またぐ鳥居の中で日本で一番大きい鳥居です。毎年開催される箱根駅伝ではシンボル的な存在になっています。
第二鳥居
門前町元箱根の奥に建つ第二鳥居。側には観光バスの駐車場も完備しています。
第三鳥居
箱根神社の石碑を通り、第三鳥居を潜ると境内の参道に入ります。初めの石段を登るとその先は、左右に老杉に囲まれた平坦な参道の道が続きます。
第四鳥居
手水舎の横にある第四鳥居。老杉に囲まれた90段ある参道の石階段。中腹左手には蘇我神社があります。
結婚式のながれ
結婚式 式次第
- 号鼓
- 修祓
- 斎主一拝
- 献饌
- 祝詞奏上
- 夫婦盃
- 誓詞奏上
- 玉串拝礼(新郎新婦)
- 指輪交換
- 玉串拝礼(両家代表)
- 親族盃
- 御神楽奉奏
- 撤饌
- 斎主一拝
- 斎主挨拶
- 号鼓
- 記念品授与
夫婦盃
誓詞奏上
玉串拝礼(新郎新婦)
指輪交換
玉串拝礼(両家代表)
親族盃